Amadeus を見る
今日は、朝からお昼にかけて雪が舞っていた大阪です。
とってもさぶい。もうすぐ3月なのに。
ここしばらく、少し時間があって。
なので、大好きな映画を見ることにしました。といっても、古いDVDしかなかったので、アマプラで買っちゃうという。
ということで。
好きな映画の一つ、Amadeus を見ています。
ディレクターズカットなので、フルで見ると3時間くらいあります。
昨日から3回見ました。3時間を3回。なにやってんだかです。
モーツァルトの音楽が散りばめられているのがとても好きで、朝から見て、昼ごはん作りながら見て、寝る前に見て。
さらに、以前から好きでやばいくらい見ているので、原語のセリフもいくつか覚えました。
この映画、主人公はモーツァルトでなくて、その才能を見抜いたサリエリの物語です。
わたしは、モーツァルトの音楽が好きなのですけれど、映画を見ると、どうしてもサリエリに感情移入します。最後にサリエリは、満面の笑顔で
I am their champion.
と言います。彼らとは、凡庸な才能に恵まれない人たちを指すのかな。モーツァルトの、あの素晴らしい歴史的な才能の前には、どんな才能も凡庸に見えたと思うのです。
でも、それはサリエリにはわからなくて。
自分には、才能がない、神を敬うための気持ちを持たせたのに、神はサリエリを
make me mute
と考えます。神を敬う気持ちはあるのに、その表現方法を持たせなかった。モーツァルトのような、という意味ではないでしょうか。
苦しかったやろなぁ、サリエリ。
でも、ごめん、わたしはモーツァルトの音楽が好きで、この映画を見るねん
と思いつつ、複雑な気持ちで見る映画。何度見ても新しい発見のある映画。
この春は、Amadeus とともに過ごすかなぁと思っています。