私たちの時代には、立派な先生のご意見をうかがって、それをそのまま飲み込んで事例検討が成り立っていました。その方法で学びはあったのですが、今の時代、心理職の人数も増え、そのオリエンテーションも様々です。

　そこで、私たちは、若い方も経験を積んだ方もお互いに（ミューチュアル）言葉を発し合い、お互いに学びを得られる場を提供したいと思っています。ミューチュアルの語源は、「お互い」を意味する形容詞で、語源は「互いに行う」「働き合う」に由来しています。私たちは、この言葉を使うことにより、自己利益だけでなく相互利益の関係を求めていきたいと思います。

　さんねこまには、心理職と保健師の専門職が在籍しております。

　私たちは、専門性を生かして、ミューチュアル・ラボと名付けたグループを運営したいと思います。現段階では、保健師のつどい・心理職のつどいを予定しています。

令和５年度から、初任者（1～3年目程度）の方、中堅（5～10年目程度）の方向けの勉強会・事例検討会を始めます。

また、非言語表現としてコラージュ療法を専門とする心理職が、コラージュ療法の裾野を広げるためにコラージュの理論と実践に関する研修をシリーズで行います。

まずは、7月26日（土）に「さんねこまのコラージュ療法勉強会」として、経験を重ねたものから、コラージュについてお話をして、みなさんに言葉を使わない表現とはどのようなものか、ということについて投げかけていきたいと思っています。

初心の方も、ベテランさんの方も、是非ご参加ください。

ご報告：2023年７月から勉強会は無事に終了いたしました。2024年にも勉強会を予定しておりますので、ぜひご参加ください。