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さんねこまな日々

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まだ冬

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お彼岸ですよね、今って。

お墓参りして、おはぎ食べる週間(?)のはずなのですけれど。

 

さむい。

 

20日は、終日雪降ってました、京都。

ちょうど、その日は学校でお祝いイベントがあって、修了生さんたちが集まって、一緒にご飯を食べるなどしました。とてもあったかい雰囲気だったのですが、さて帰ろう、と外を見ると雪。

みんなでびっくりしていました。

その夜、終わりが遅かったので、わたしは京都に泊まりました。また夜に寒くて目が覚めたりして、やっぱり京都は寒い。一晩中、きっと雪模様だったはず。

比叡山は雪山でした。

 

見るだけで寒い。

 

今日の午後あたりから少しゆるんできた感じはあるのですが、桜の開花も、どんどん後ろにずれているそうです。そりゃ、桜もこんなに寒かったら咲きたくはなからふ、など木を見上げて気の毒になっています。またあったかくなるから、咲いてねって感じで。

 

ところで、今日はマゴの幼稚園最終日でした。卒園式の後も、少しだけお預かりをお願いできるので、ちょっと甘えてしまいました。車で帰るときに、

 

この道、通って帰るのも、もうないかなあ

 

なんてしみじみしていたのですが、答えがないので振り向くと、すやすや寝ているマゴ。

なので、ばあさんだけ、しみじみしながら帰ってきたのでした。

2024年03月22日

卒園ぷらす。。。

昨日は、空で風が唸っていた京都でした。

風冷えいうのでしょうか。めちゃめちゃ寒かったです。

 

そんな3月。今日は、マゴの卒園式でした。

行かないかなぁと思っていたのですが、

 

行かへんの?

 

という娘の誘いに乗って行ってしまいました。

娘の時には、新しくできた保育園だったので同級生が3人で女子ばかり。3人、とっても仲良くて、お友だちのママとも仲良くさせてもらって、一緒の学校に行くとわかっていても淋しくて泣けてきたのを思い出しました。

それが、今日は大人数のわんさか卒園式。これはこれで見ごたえがありました。

斬新やったのは、園長先生の式辞にいちいちお返事をしているところです。

 

春から元気な小学生になってください。

 

はい。

 

みんなで、とっても良いお返事。これが式辞のあるべき姿なのかもしれないなんて思ったり。

きっとこんな式辞を聞くことはもうないだろうなぁ、なんて思いつつほほえましかったです。

で、帰りは大荷物を持たされて、先に車で帰れと。言うなれば、荷物運搬要員でした。

 

ところが、娘とマゴが帰ってきたら妙に静かで。どうしたもんかと訝っていると、マゴ発熱。

マゴ、気持ちの発達に微妙なところがあり、場所や環境の変化に身体が反応するタイプ。以前、正月の田舎で場見知りをして高熱を出した前科あり。

今日も、もしかしたら、慣れ親しんだ場所を離れることが淋しい、と、思えるまで気持ちが追い付いていないのかもしれなくて。まぁ、ゆっくりのんびりしたらええがな。

ばあさんは、きっと自分の人生で「卒園式」という名の付くイベントは最後だろうと思いつつ、淋しさとここまで大きくなってくれた嬉しさで、早い時間からハイボールを飲むのでした。

2024年03月19日

年度末は少し淋しい

朝夕は冷えますが、お昼間、少しだけ暖かくなりました。この前の卒業式からあっという間に1週間。この時期は、時が飛んでいくようです。

更新が少し滞っていて、申し訳ないです。

さて、我がマゴの卒園も迫ってきまして、マゴが幼稚園に行くのも数えるほどになりました。

 

先週は、通園バスお迎えの最終回でした。

こうやって、お昼間にバスの姿が見えないかな、と思いながら時間を過ごすのも終わりかぁ、と思うとしみじみ淋しくなってきます。

娘は、保育園だったのでバスもなく、直接園に送って迎えてしていたのですけれど、バスがあるのは、とてもありがたかったです。

そして、明日は、幼稚園バスそもそもの運転が最終日となり、最後に送っていく朝になります。

 

学校もそうなのですけれど、一度、籍がなくなって離れてしまうと他人の顔をするのですよね。所属感がなくなるというか、これまでと少し違って見えたりして。

4月から、この幼稚園バスを見ると、少し違った感じがするのかな、なんて思います。

 

淋しいけれど、次の小学校をとても楽しみにしているマゴを見ると、後ろばっかり見てててはいかんなぁ、と自戒する春なのでした。

2024年03月17日

巣立ちの春

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3月なんですけどね。先週土曜日の京都は、一日中、寒そうななんかしらが降っていました。

大阪も雪が舞っていたそうです。今日も雨でなんだか肌寒い。

春は、きっとすぐそこなんでしょうけど。

 

この週末、本学卒業式でした。キャップガウンをつける伝統の卒業式。そして、今年は4年ぶりに謝恩会も復活して、入学式ができなかったこの子たちと一緒にお祝いをしました。

これから巣立つ子たちが、袴姿であったり、振袖であったり、ドレスを着ていたり。

卒業生さんは、内面も装いも美しかったです。元気をもらいました。

 

卒業式では、本学、カトリックなので式の後にミサ(簡略系)があるのですね。それまで厳かに行われていたお式とは少し変わって、十字架とステンドグラスの輝く舞台になります。

もう何年も見てきたので、

 

立ったり座ったり忙しいわぁ

 

って感じです。お祈りするときには、全員ご起立ください、で、神父さまの説教を聞くときは、みなさまお座りください、なのですけれども。

ですが、なじみのない方々には珍しかったのでしょうか。

ちょっとしたライブか、ってびっくりするくらい、みなさん動画を撮っておられました。

むしろ、それにびっくりしたという。

 

ということで、本学のベルタワーをアップします。

2024年03月12日

とても良いお芝居をみました

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う~ん、3月もそこそこ過ぎたんだけど。

さむい。あんまり日射しが届かない。春は少しもったいぶる。

 

そうこうしていると、この週末が職場の卒業式です。

学生さんたちが、とっても輝く日。毎年、拍手をもって送っています。

今年も、そうする予定。ちょっと淋しいけども。

 

ところで、先日、とても良いお芝居を見てきました。

寺山修司さんの亡くなる前の数時間を見せてもらってきました。数々の個性的なキャラクターが夢の中で劇のリハーサルを行うのですけれど、これがまたびっくり。

キャラクターが、すべて名前をもらいます。ここで、ゲドみたい、とは思ったのですけどね。

その夢の中のすべてのキャラクターが「寺山修司」だというんですよ。

 

ゆんぐやん。

 

と驚きました。非常に個性的なキャラクターが(バレリーナのおじさんとか、結核風のお姉さんとか、ハラキリのおじさんとか)すべて、寺山さんだと言い張っていました。

いや、寺山さん自身は、別にしっかりいるんですよ。

でも、あれもこれも夢の中のキャラクターはすべて寺山さん。

 

やっぱ、ゆんぐやん。すごいやん。

 

寺山さんは(なんて気安く言うてますが、偉い人です)自分が死ぬことことがわかっていて、死んだ後も残るのは言葉だと思います。でも、そうではないことに徐々に気づいていきました。

ほんと、そうなんだよね。

言葉も残るけれど、そうでないものもたくさん残ると思うの。

絵とか、音楽とか。そして、コラージュとか。

うん。クライエントさんのコラージュとか。

 

わたしの受け取り方は間違っているかもしれないけど、きっと、寺山さんを演じた人は

 

受け取り方はそれぞれでいいよ

 

って言ってくれる気がします。

なので、わたしは、しっかり臨床心理学的に受け取ってきました。

とても素晴らしいお芝居でした。

 

帰りに、「なんか、ようわからんかったわ」と言っている方の声も聞きつつ、そんな人もいるんやなぁ、と、とても受け取り方に幅のある懐の深いお芝居だったんだろうと思いました。

 

そして、なんだかのどが渇いたので、大阪名物ミックスジュースを1杯飲んで帰ったのでした。

2024年03月07日
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